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日本の麻織物の本場であります近江湖東産地におきましても、実際に麻織物を織っているところがなくなってきており、織物の産地としての実態がなくなりつつあります。 織物の生産地要件としましては、どこで織られたものなのかが重要なのですが、産地で流れている麻関連生地のほとんどが輸入生地や他産地産の生地となって、「実際に近江湖東産地で織られた麻」といえるものがほとんどないというのが現状です。産地内の廃業や職人さんたちの高齢化が進み、日本の麻織物を代表する近江湖東産麻布というのは、ますます、希少なものとなってきています。 このような状況を踏まえまして、近江湖東産地で織られる麻織文化を守るために、近江麻織保存会を立ち上げました。実際に、近江で織られる麻織物をPRし、また、海外や他産地で織られる麻織物とは差別化していこうという趣旨です。このことは、最近話題となりがちな産地偽装問題を解決し、購入いただくお客様により安心して使ってもらえる商品の提供につながるのではないかと考えております。 近江麻織保存会(平成21年9月25日現在会員数5名)では、会員を実際に近江湖東産地での麻織に携わられる人に限定し、近江の湖東産地で織られた麻織物を、「近江織麻布」として認定する活動を行っていきます。近江湖東産地で、日常から麻織に携わっておられる方で、会員の認定等を希望されます方、または、近江湖東産地で織られた麻に対しまして「近江織麻布」の認定の必要な方は、申請を受け付けておりますのでご連絡ください。 会員資格としましては、実際に織機を動かせる個人の方のみで、麻織物を織られている実績やこの産地での織りに特化しているなど認定条件がございます。「近江織麻布」の商品認定には、産地偽装を防ぐため、基本的に製織現場の確認のための立会いなど認定審査を必要といたします。会費ならびに審査費用、証明書の発行費用等は別途規定によります。詳しくは、近江麻織保存会のほうまでお尋ねください。 平成21年9月25日 |
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