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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

袋用の生地

2009年11月09日

今日は、カジュアルリネンストールの色のほうが、本来はこげ茶のところが、茶になってて色を変更するために倉庫に行って在庫の糸の確認を行っておりました。在庫の糸ほうは大丈夫だったのですが、すでに整経してしまっており、結局、茶のほうも進行することにしました。

夕方には、出荷を一つ済ませて、在庫調べや提出予定の書類作成などをやっておりましたが、近くの縫製工場の社長さんが、夕方に彦根市のイベントで、観光客の皆さんに配る袋の試作品用の生地サンプルを探しに来られ、いろいろと作業していると夜8時を過ぎてしまっていました。近江湖東産地麻織物の現物の品揃えに関しては自信がありますので、それを頼りにいろいろな方が麻の素材探しに来てくださいます。在庫の布にしても、生地屋さんにいけばあるようなありきたりの素材でないところがミソです。

倉庫にはいろいろな生地があって、本当に昔のものはよいものが多いなあと思いました。今作るとなっても同じものは作れないなあと思っています。滋賀県の能登川というところに、トスコ滋賀という加工工場がありましたがそこも廃業され、そこで加工した超ソフト加工の朱子織のリネンなども倉庫の中で4色展開で合計20反近くありました。実際に今はもうつくれないクラスのもので、ソフトでよい感じです。

他にも珍しい生地としては、ずーっと昔に織ってある小幅の生平がたくさんあって、今は作ることの出来ないものとして、今後、少しづつでもホームページのほうでも数量限定で販売などしていきたいと思っております。見ているだけでも歴史を感じることのできる一品です。


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