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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

なぜ職人が消えるのか

2012年09月24日

職人さんが消えていく背景というのは分業体制であったが故だと思います。分業化が進むと生産性は上がるもののそれは産業としては末期に近いものです。どこか一箇所が途絶えるとそれまでのものづくりが途絶えてしまう。

ボリュームが少なくなるときに分業化が進みすぎていると人を減らすことができないし、人を減らしたら同じものが作れなくなるということが起こりえます。自動車や電器のようにアセンブルだとまだ海外生産でも代替が利くものです。

職人を名乗るもの自身がどこまでものづくりにこだわるかですが、日本が海外にものづくりで負けてしまうのも単に価格の問題だけではなく、気質面でも職人らしさというものがなくなってしまっているがためだと思います。



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