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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

春になって

2013年04月04日

今日は午後から滋賀県で機能性糸を手がけておられるお客様。麻織物と掛け合わせての開発となりますが、普段の麻織物の世界とは別の切り口になりそうです。いろいろなアイテムに応用ができるのではなかろうかと試織と並行して用途の模索に入ります。

今、今年の春のものづくりの最後の追い込みに入っています。仕事がピークを過ぎるのですが、やはり最後まで残る仕事というのは難しい仕事が多いもので、仕事の量は減っても質的には負荷が大きいこと多いのです。まあ、丁度仕事量が減って最後の締めくくりに時間を使えるので悪くはないのですが…。

人を抱えてする作業が少ない会社というのは気の毒に思います。経営が苦しいだろうに見えるから気の毒というのではなく、会社に来てもする仕事がないので、それを続けていると、働く人の能力というものが落ちていくのです。仕事がなくても給料がもらえるのが当たり前みたいな、最後には、給料を貰っていても仕事をするのが苦痛になる。

仕事があると嬉しくないとならないはずなのですが、逆の心理に陥ってしまいがちなもの。忙しくなったとしても、仕事の出来る人というのは常に仕事に溢れていて、仕事の出来ない人というのは常にできる仕事がないというような両極に分かれることになります。仕事のないときに仕事を生み出す能力を持たないとそのときに仕事がないというだけでなく仕事があっても仕事ができない体質に陥ってしまいます。


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