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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

YOSHIKI HISHINUMA COUTURE

2013年07月16日

菱沼良樹氏が、この7月にパリコレでオートクチュールコレクションを披露され、林与のリネン素材もプリントのベース生地としてお使いいただきました。イメージのリンク→ http://www.gettyimages.co.uk/detail/news-photo/model-walks-the-runway-during-the-yoshiki-hishinuma-couture-news-photo/172555522

菱沼良樹氏のサイト http://www.yoshikihishinuma.co.jp/ トップページの真ん中にあるイラストのアヤメのドレスが実物となっているのですがイラストはほのぼのとしているのに、実物というのは弊社以外の洋服も上品な感じがします。イラストのほのぼの感は、バックに富士山や神社、また、夫婦岩のようなモチーフが描かれていて、自然豊かな日本のイメージを世界に発信するためのコレクションではなかろうかと想像したり。着物の世界が洋服の世界にアプライされているようなコレクションで日本的だと感じました。

プリントのベースなので、プリントの柄が大事だろうと思うのですが、生地にもこだわって下さり、弊社のリネン生地もお使いいただきました。菱沼氏も、麻の質感がとても綺麗だったとコメントくださり、お世辞を下さったのかもしれませんが素直に安心しております。

このアヤメのドレスを見て麻に草木柄というのは良い組み合わせだと、林与の近江上布柄というのがほとんど草木をモチーフにしていたのを思い出しました。洋服に自然の草木をモチーフとして取り入れることは自然を愛したことに繋がっていて、また、私自身も近江上布の草木柄をプリントで再現することで、素材が麻というだけでなく、柄としても自然を大事にするような気持ちが芽生えるのにつながる布づくりをできるんのではないかと思いました。


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