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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

運転免許更新

2014年06月15日

今日は運転免許の更新、免許更新に行くことが出来ず更新期限ぎりぎりの日曜日。講習内容で感じたのは、私は自転車はほとんと乗らないのでよいけど、自転車に乗る人の立場が非常に厳しくなったという気がする。

田舎と都会では、生活習慣が違う。田舎で歩道を歩いている人はほとんど見かけず自転車が弱者的な立場の主たる交通手段となっている。速度の遅い自転車が、車の多い車道を走るというのは危険な気がする。都市部では電車や地下鉄を中心とした交通手段が発達し歩くことが多く、自転車が少ないからだろうが自転車を車から守る必要はあろうかと思う。

交通事情からみてやむおえないと判断した場合、歩道を走ってよいとされている余地はあるが、この改正が死亡事故に繋がるような重大事故を増やさないかが心配だ。ビデオで取り上げられている滋賀県の死亡事故事例も高齢者が歩道がある国道で車道の側道を走って後ろから追突されて死亡したので、ドライバーは注意しましょうということなのだが、このようなことは今後より起こる可能性は高くなる。たぶん、免許センターの教官たちも今回の自転車に対する法改正でこのような死亡事故が起こる可能性が高くなるということを感じて免許更新のビデオに使っているのだろう。今回の自転車に関する改正、田舎と都会では違う事情があるのだから違う対応が必要だろうと思う。

高速道路での緊急停止では、車を停止した後ガードレールの外に逃げなさいというような指導で人命を守ろうとするが、自転車というのも側道で停止したらそれ以上に当たり前に危ない状況だろうといえるが、それにも同じような人命に対する配慮があってもよいといえる。今までは片方が歩道でそこを自転車が走っていたケースもあるが、これからは左側通行が義務化されることで、電柱や草がはみ出ている危ない側道を自転車が危険とにらめっこで走ることが正しいとされるというのも、本当に正しいのかというあたり、田舎の道路状況なども加味しないとならないと思う。

冬場なんかは雪のほとんど降らない東京大阪とは違って、滋賀県でも雪が少し降るだけでも田舎の側道などは雪があり危ない、中学、高校生などの自転車通学もリスクが高いだろう。死亡事故が増えてからでは遅いのだが、死亡事故が増えるような場合には、人命のほうが大事なのだから法律が一人歩きしないように配慮をしていただきたい。


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