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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

海外との連絡

2014年11月13日

海外の展示会に出展を行っているので、海外とのメールのやり取りも多い。海外とのやり取りで一番の問題は、話が進んでいても実際に生地を買えるのかどうかというところ。注文があるなしよりも、実際にその対価が準備できるのかというところが大事だったり、また、海外取引においては、発送は完了しても、受け取り側の準備が十分でないと商品が届かないというケースも起こりうる。

イタリアの大手のメーカーとのやり取りでも、イタリアの通関には相手のアクションが必要なのに、相手がアクションを起こさないことで、通関できないというケースがあり、相手がデザイナーや生地開発の人だと通関の意味が分かっていなかったりする。それはその人の限界を超えてしまう世界で、その人が会社のほかの人の力を使うなりして受け取る力を持たなければ、商品は通関できずに止まって、送った側の問題にされたりすると大変であり、相手の能力を見極めるのは大事。相手の大小ではなく、そういう壁を普通に乗り越えていけるような相手と一つ一つ取引していくことが大事で、そういう壁を一緒に乗り越えられる相手との取引はやりがいがある。そういう相手の方は生地も大事に使ってくれるもので、使いたいから使ってくれるという安心感がある。


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