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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

ハーベスト展初日

2014年11月26日

なんとか早朝、東京に到着。一人でスーツケース2個。自分のスタイルって、変だと思うけど貫くのもいいんじゃないだろうか。スーツケース2個を持ち歩くって、不便だけどそれほどのことも無い気もする。自分でものごとをやるときには自分の感覚が大事で、自分が違ったことしたかったら比較はなし。

本田宗一郎の話で、外国のお客さんが料理屋のトイレに入れ歯を落とされたそうで、お客さんがその入れ歯をはめて食事をしたがらず、本田宗一郎が自分がはめてみて大丈夫とやって、お客さんのはずかしいを消し去って、食事もみんなで食べることができたということ。

こういうのって仕事でも大事で、出来ない人っていうのは自分の経験したことのないことはやらない。簡単な織機の調整でもそうだが、だれか専門の人がいて自分を助けてくれると思い込んでしまっている。汚れるのも仕事で、手で油をさわって手を汚してが普通にできないと普通のことが普通に思えない。

知識だけの人というのは好きじゃなく、知っていることで満足してしまう。こんなことがと思うことでも、実際にやってみると普通にできない理由があって、そういう理由に気がつくのが大事なのだ。できないものをできるようにするには、できない人をできる人にするというあたり。

できることでもやらない人って多いもので、そういうのが地場産業が食べていけない一番の原因だろうと思えたりする。こんなこと書いていると出来ない学生の口だけに聞こえてしまう。書いているよりも、目の前のことを一つ一つ形にしていくそれが大事。


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