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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

道の駅

2015年05月31日

今日、近くの道の駅にたまたま立ち寄ったところ。野菜がおいてあるのだが、九州産の表示のものが多い??? 半年くらい前にみたときは地元のものばかりだったのに、道の駅で野菜を取り扱う目的が地元の地産地消のはずだろうけど。

地元で野菜が揃わないタイミングなのだろうか。大根なんかがかなり弱っている。みるものがないより、みるものが有った方がよいということも言えてるから九州から仕入れたものをおいてあるのだろう。生鮮食料品にあたる野菜には、原産地表示が義務付けられている。そして正直に原産地を表記しているのだ。正直なの立派。たとえば、他の地域のある地場産業のお店にいっても値札のついている見本は実際自分で作っているので売らないが、実際に売るものは海外産のものだったりというのが当たり前の時代。職人を束ねる親方がなにをやっているやらみたいな話で、海外産や他産地産でよい話になってくる。

けども、道の駅にとっては、原産地表示というのはやはり致命的といえば致命的な部分もあろう、私が感じたような、何で滋賀県の道の駅に九州の野菜がならんでいるのみたいな、いたしかたのない状態。でも、全国のおみやげ物やにならぶお土産の8割とか9割は海外産であったりするものだろうから、これはこの道の駅に限ったことではない。

産地産を求めると、それは自分で働いて作らないといけないということで、他で買うほうが安くて簡単であろう。道の駅が地元の実際の生産業者にとってありがたいだろうは、通常に流す過程で出来上がる余剰のものを流通させることができるチャンスが生まれるというところだろう。

セレクトされ、置くものを絞られ生産者の自由なマーケティングができなければ、生産者にとっては道の駅は重荷になったりするだろう。案外、売り場というのはバッティングを嫌
うものなので、置くものをセレクトしたがるものだが、そこが作るものと売るものとの立場の違いで、道の駅においても、売り場を立てれば生産者にメリットがなくなるということも起こりえるだろう。


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