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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

修羅場

2015年11月21日

修羅場というのは避けるべきだろうと思えるが、修羅場を乗り越えるところに経験みたいなものの重みがあるのではないのかと思えたりする。商売が安定的に動いているときには、働く人というのはそれが当たり前に思えて、いざ立ち行かなくなったときには無力であったりするものだ。

企業というのが安定すると、外からではなく中から崩れ始めることが多いものだ。よりよい待遇が当たり前になって危機感がなくなるとか、ものを生み出す力がなくなるとか。普通考えて、人は一年に一歳年をとるのだが、一般的には年を取ると、仕事は出来なくなっていくものだろう。

今はあまり聞かなくなった年功序列型賃金制度というものがあるけども、それは土地の価格は上がり続けるという土地神話に近いバブル的なものがあるが、それを日本人は信じるように誘導をされ続けてきたが、それが壊れたときにそんなのは基本でもなんでもなく、企業なんて30年も持てば立派で人の一生よりも寿命が短いことのほうが多いのである。


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