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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

イタリア出発

2016年02月07日

現場の留守中の準備がしきれずに出発の電車を二つ遅らせギリギリまで工場での作業。スーツケースには10分で荷物を詰め込む。しかしながら京都でハルカの乗り場に向かうとむなしくもはるかが出発していくのが見え、アレレ、もしかしてあのハルカに乗り遅れたのかで、京都から新幹線にのって追いつこうとしても駅員は無理で、新幹線で在来線経由クロシオパターンの最短でも今日の夜11時の飛行機乗り遅れは確実。

明日の朝の飛行機の当日便をとっても到着は昼くらいにしかならないだろう。でも、とりあえず、新幹線で一番急いで行く形で、新大阪まで行って、駅員に在来線乗換えを聞くと、ハルカがあと一分で出発するので乗れるかなあと言われる。エっ、ダッシュ、ダッシュ。脚は骨折モードで、京都でも新大阪でも重いスーツケース持ちながら、痛みどころではなく、ダシュして、京都で乗り遅れたはずのハルカに、新大阪で乗ることができた。

空港に着くとイタリア行きの便は20分出発が繰上げで、新大阪でハルカに乗ることができていなかったら、準備日に到着できずに当日の昼会場入りになるところの大ポカ悲劇が起こっていただろう。飛行機の中ではやはり足が痛む。でも、奇跡的に間に合う形に復活したので、ヨーロッパまでの10数時間足がうずくように痛みながらも幸せ。10数時間というのは私にとっては長すぎるので、お客さんが送ってくれた希望の先染柄の設計を考える。お絵かきソフトかエクセルで作ってあるのか、縦横の糸と色の出方があっていないように思う。それもデザイナーさんも、送ってくれた間のお客さまも分かっておられて、どうやったら、絵に描いてあるように織物がつくれるかということを聞いてこられるのだが、シュミレーションを正しくして説明するのが一番ではないだろうかと思う。

以前作ったシュミレーションソフトの描画の高速化の問題が解決していなかったので、それを飛行機の中で解決しようと考えてみるとやはりビットの論理演算で解決ができそうなことがわかった。以前はXPバージョンだったが、ウィンドウズ8とか10バージョンで織物シュミレーションソフトを開発しなおすきっかけになりそう。今は洋服にシュミレーションをマッピングして、モデルが画面内で歩いて動くようなものまであるがテキスタイルの作り手にとって大事なところはそこじゃない気がする。


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