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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

記録とか確認とか

2016年06月07日

今日も記録とか確認とかの不備で失敗があって、あがってきた反物が予定と違い、色が薄い。現場の人が自分のやった作業を記録できないとだめなのだが、なかなかそれが難しいものなのだ。本来ならその記録したものを確認して再現するのだが書いた記録が見つからないので私の憶測的なもので進行をして、縦糸の本数2244本のところを2640本の縦で織って間違い。私自身、自分が今まで作ったものは記録無しでも規格は記憶しているつもりなのだが、記憶だけで進行するのには不安があり、また、失敗がつき物である。

今日は、機を探していると、積んだ機が崩れて棚の後ろに回ってしまい、棚が前に傾く、大ピンチ。二つ棚が並んでいるので両方の棚が前に倒れてくる。棚は組み立てたときに、倒れないように針金で柱に固定したつもりだったが、その記憶すらもあやふやに。そのときもそうしようと思っていて時間がなくそのままになってしまっていたようだ。正しくする方法は頭の中ではわかるのだが、それを自分が対応している時間がなく、そのままになりがちである。何もかもが追われての作業でその場の判断で前に進んでいるというのが常日頃の状態。

ある案件が久しぶりに現実の話になろうとしていて、地元の企業さんに頼む仕事ができそうに思ったけども電話をすると非常に忙しくされているようで、その工程だけで納期が2ヶ月ほど掛かるというお話で、シーズン中に本生産を受けると大変なことになりそうで、別の方法を考えていくべきだろうかと。仕事を請けて一番困るのは、自分以外の部分での納期調整で、仕事の話があるときに一応の納期の打診はするものの、実際に仕事が入ったときにその納期の約束どおりに話が進むとは限らないことが多い。卵が先か鶏が先かの問題は、注文が先か納期が先かの問題と似ているように思える。


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