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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

結局は

2016年10月13日

結局は、仕事している国が勝つということだろう。たとえば、商店街を見ても分かるのは、商売が廃業するとその場所がゴーストタウン化する。コンビニがある場所が繁栄する。田舎の場合、最初は点で、ポツンポツンと点のつながりがコンビニができてゆく。コンビニも雇用を生み出す。中国なんかが、中国元が21.5円まで上がったときに、仕事がなくなり国の経済が傾く。通貨切り下げ。結局安くして仕事を得ようとする。

仕事をしてる国というのは次の世代があるけど、仕事をしなくなった国というのは、国民は楽にしばらく生活できるが変に法律が出来上がってしまって、後戻りできない状態になり、楽して働くが普通になるだろう。国の援助や配給で生活できるようなシステムは、昔の配給制の共産主義国家状態になるだろう。一人ひとりの仕事の力も落ちて、諸外国の人たちのほうが日本人よりも器用で能力が高いということが普通にありえるようになる。普通に働いているあらゆる国にどんどんと追い越されてゆく。

これは、たとえば、日本だと、大人に物事を教えるよりも子供に教えるほうが簡単で、子供のほうが正しくものごとができるという矛盾。法律なんかも普通じゃなくなってしまって、子供にはできるまで正しく厳しく教えられるけど、大人にはできるまで正しく厳しく教えるのが難しいとか。苦労していない人がつくる法律が楽なほうになびき始めると、原発と同じでいつか爆発しても無責任なところまで肥大化する。

実際、大手企業はブラックボックスになりやすく、原発なんかも爆発しても当たり前くらいに利権も絡みすぎで推進。昔、小学校のときに、鶴のマークの航空会社の社長が、スポーツ少年団の小学生が乗る飛行機が万が一落ちたら切腹してお詫びさせていただくのが私ができる精一杯ですと事故もないのに送迎会でその覚悟、その社長の孫娘がピアノを弾いて出発前の送別会を盛り上げておられていたのに。小学生の私はその重さも理解できずに大げさすぎると思ったが、引率する先生方も万が一の覚悟も承知で、また、覚悟を決めた人の仕事というのはそんなものであろう。命を預かる覚悟ってそんなものだろう。


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