for English speakers: Welcome to HayashiyoWelcome to Hayashiyo
リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

ゼロでも動ける力

2017年12月28日

織物の毎回ゼロから立ち上げるような仕事なので、ゼロからでも動いて最後形にできるような力がないと、物だけでなく仕事としても成り立たない。そういう力は、企画力みたいなものに思われがちなのだが、実際問題としては、目の前の物事を自分で前に進めてゆける人が少ないというのが問題そのもの。それは技術とかじゃなくて、文化とか教育とかの部分だろう。

ある方とお話していたときに、今の人というのはマニュアル化して与えてあげないと作業ができないということをいわれていた。口伝えで自分がポイントをメモするができないというあたり学校の授業を思い出す。私がある工場にいたときも、メモとペンをいつももっていて教えてもらったことは必ず自分でメモしたものだが、マニュアル化したものを渡されないと作業ができないプロというのも本当にプロなのかという感がある。

マニュアルをつくることくらいはできるのが自分で何が正しいのかを知っている本当のプロなのだろうが、ゼロのときから学んでいく中で、そういうのを自分で作り上げてゆけるような姿勢がないと本当のプロにはなれないだろうなあと思う。言葉を言い換えれば、他の人を育ててゆくような立場にはなれないだろう。経験を積んでも育ててもらう子供スタイルのままなのだ。

ある大阪のソフトウェア開発の会社に在籍したときに、社員の人たちが仕事しているときにプログラミングを勉強中のアルバイトのものが仕事時間中に休憩場所でタバコを吸ってだべっていたり、それを他の社員たちは注意をしないのだがあるとき一人の人が現れて注意、私はすぐに社長だなと気がついたが、アルバイトの子達はそれに気がつかず、お前は誰だ、なんで文句をいうみたいな。社長も社長らしいのはしっかりと注意をするところさすがだなあと感じた。そういう社長の存在がなければ、人が集まってもたんなるだらしない集まりに終わる。


ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内