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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

ジェトロ商談会

2018年06月26日

今日はジェトロの商談会。夜行バスで東京に向かい、豊洲のアパレルさんのところでお昼過ぎまで滞在させてもらう。今扱っておられる商品などをみて、どういうものづくりが許容範囲に収まるのかとか、求められている生地を頭の中で整理する。築地市場の移転問題で豊洲という場所に興味をもっていたが、地下鉄の駅で、半分以上の方が降りられるほどに、活気がある。人が動く場所でないと成り立つような活動は生まれてきにくい。

今、型紙のデータをつくるのにイラストレイターの機能を使おうと考えているのだが、できるのかどうかわからず、イラストレイターが得意なスタッフの方がおられたので、私のやりたいことがイラストレイターでできるのかどうかをその場で教えてもらって思わぬ収穫をいただいた。自分で作業することが自分の仕事が進むこととつながってくるので、壁にぶつかったときにはとりあえずアクションを起こして超えていかないととおもっているのが、今回も人脈の助けで思いがけず前に進んだ。ありがたい話である。

ジェトロの商談会は3時半過ぎから欧米の4社が来日される。前田源商店さんやカゲヤマさん、宮下織物さん、福田織物さんなど、いつも親しくしていただいている会社さんも近い時間帯でご挨拶などさせていただけた。宮下さんとお話していて、宮下さんのところの本業は織物ではなく神社ということやはり織物の歴史と日本の歴史とはつながっている。すごいなあと思うのは技術をもった織物が続いているところ。新しい取り組みもいろいろとされていて、今のアパレルにも評価をもって受け入れられるものづくりをされている。

ジャガードなんか、本数も多く、データをつくるのもされているということでそのものづくりの手間はよく分かる。データつくりなんかも自分ででき問題の修正なんかも自分でできるから強いのだろうと思うのだ。私も型紙のデータつくりなどとことん強くならんとと思う。福田さんのところは娘さんと新しい女性の方がおられて楽しそうな感じで、会社の中にも現場で5人も男の人がいるということで、びっくり。強いわけだなあと。だれもが織れるようにというのをおっしゃっていた。社長が老眼で現場の人が社長が織ると問題が起こるからと笑い話だったが、若い人たちが現場を担っておられ理想的な現場を持っておられる。

帰りは新幹線で帰り、夜中前に帰宅、明日から阪急うめだでのテキスタイルマルシェ。朝まで作業と準備して、久しぶりの百貨店の店頭。いい流れになるとうれしいのだが。明日27日は私が終日立つ予定です。お時間のあられる方は、お立ち寄りくださいませ。


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