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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

テキスタイルマルシェ4日目

2018年06月30日

今日は、テキスタイルマルシェの店頭は、たくさんのお客様がお越しくださり、たくさん生地もお買い上げいただきありがとうございました。スタッフが店頭に立って大忙しだったようです。白い生地や黒い生地へのご要望も多かったみたいで、白い生地と黒い生地の在庫が少なくなってしまっており、持ち込めた量が足りなかったようです。

私は今日は工場で作業、つくる仕事のほうもいろいろなご要望をいただいており、それを前に進めていくのが一番仕事の大事な部分で、販売よりも作る部分に時間が掛かってしまうのが悩みの種でもある。まだ、私は仕事するときに全力モードに入れ年を取るごとにできることも広がって行くが、普通の織物工場では当たった担当の仕事を覚えそれだけを基本の仕事としてずっと仕事しつづけるという織物工場が多い。慣れる事で意識せずに仕事ができるようになる。それこそが職人のメカニズムなのであるが、それが当たり前になると苦労のないところで仕事を流してしてしまうので、新しいものをつくるとか、手が空いたときや急ぎのときに自分の担当以外のことをするとかが、なかなか難しい。

生地を売るのが難しいと嘆いていないで売れる生地は何なのかを考えて作ってゆくとか、売り方を考えていくとか柔軟性をもっていろんなことをやっていくことが大事で、嘆いて何もしていないとか、仕方ないでは他の人たちに追い越されてゆくだけ。働いている自分たちが成果を上げて行かないとと思う。

テキスタイルマルシェで気が付いたのが、ほかの生地やさんでの生地というのがインクジェットでのプリント生地が多いというところ。かわいいモチーフのものが多い。テキスタイルデザイナーがコンピュータで絵を描いてインクジェットの技術で紙にプリントするのと近い感覚で、それを生地にできるような時代になった。


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