for English speakers: Welcome to HayashiyoWelcome to Hayashiyo
リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

ダメージの差

2020年05月12日

新型コロナで職業によってダメージの差はあるだろう。観光業やホテル業などは、完全に詰んでしまったような状態だろう。自分自身でなんとか解決できるような問題でもない。小売業も同じことで、一般の顧客と接するような業種はウィルスの拡散の可能性が高いので、その経営主体が問題なくてもお客さんに感染者がいればお客さん同士やお客さんから従業員、従業員からお客さんに広まるから、自粛という結論になるんだろう。

こういうの考えると、検査くらい早めに準備して体制を整えておかないといけなかったことがよくわかる。怪しいなあとおもっても検査さえ受けられないような状態が長く続いた、怪しい本人だけじゃなくその家族はたぶん感染してしまうし、その家族が自覚症状がなければ外で感染を増やす、そういうの当たり前のことで、検査体制を整えることが本当に大事なのだが、それが後回し後回しになった。陽性患者がでると病院が面倒を見ないといけなくなるから医療崩壊が起こるから検査ができなかったんだろうが、結局は市中での消化ということになって死者の増産とう結果。著名人は死んだらコロナ検査されるけども、一般人は、死んでもコロナ検査されていないのが普通で、本当にどれだけ被害が広がっているのかも把握すらできないどころか、胡散臭いことやってた行政は数字を小さく見せようとするところがある。

林与の仕事というのはダメージが少ないほうで、現場も一人でする作業がほとんどである。外のお客さんとの接触も少ない。まあ、恵まれているように思うけども、それはそもそも華がない仕事的な部分でコロナでなくても、田舎商売なんてものは、観光客の来ない観光業みたいなものなんだろうなあと思う。繊維関係でも会社によっては、小売りなんかに重点を置いて観光業化されているところもあるから、どちらかというと林与は逆のものづくりのほうの路線に重点を置いているので地味な作業路線、だから影響も少ないんだろうと思う。

ウェブで53歳の人を見た。年寄りに見えた。私も他の人がみれば十分に年寄りだろうなあ、今の年配者が面倒くさがるばかりで子供のように見えてしまう、若い子たちのほうがしっかりと真面目に物事を考えて生きている。若い人たちがほんと気の毒に思う。普通に地道に働くというあたりを残していきたい。







ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内