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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

涼しい素材

2020年07月05日

知人の方から、今話題の素材を使った服をいただいた。綿とポリエステルの複合ニット。綿100%のTシャツと比べるとかなり涼しい。ポリエステルというのは、コンパクトリネンとも呼ばれ、リネンを合成繊維で表現したような素材。綿麻の素材を思わせるような涼しさがある。

綿という素材はオールラウンドな通年素材、春夏にももちろんいけるのだけども、綿をやっておられる会社さんでも、夏物はやはり麻混素材が多い。麻100というのは、春夏のピンポイントな素材だといえる。でも、この地球温暖化や暖冬の影響で、日本でも冬らしい冬がたまにしかなくなって、夏でも北海道が30度超えて、沖縄が28度とかの逆転現象まであったりする。

地球温暖化の問題よりも、日照時間とか関係なく、経度での温度差がなくなり、緯度で温度帯ができあがっている問題こそが、この地球温暖化問題の本質ではないのかと思う。これ本当に世界中で被害にあわれている方々がおられるのに申し訳ない話だけど、人間のイケイケどんどんこそが地球環境を破壊し結局はコロナも人間のイケイケどんどんを淘汰するための自然作用ではないのかとも思える。

人間ほど経済活動を優先する動物はいないもので、それが地球環境を破壊してしまうことに繋がる。私自身も食べていくためには仕事して経済活動をしてゆかないといけないけど、一生懸命働いてそれでなんとか食べてゆける程度でよいじゃないのかと思う。自分が楽しようとすると結局他の人が働いて自分を支えてくれているだけの話なんだろうと思う。それがホワイトな感覚がつくるいわゆるブラック社会。ブラックが悪いんじゃなくて本当の搾取的な存在のホワイト感覚に問題があって、日本でも役人や官僚主権的な階級社会感覚に見受けられる。

私もレジ袋を捨てることはしない、残しているし、最低でもゴミ袋として活用している。レジ袋でもそういう使い方すればよいだけのこと。ごみ捨てで新品のゴミ袋をわざわざつくって販売して燃やすというのも、地球環境にとっては一番駄目な感覚の一つだろうと思うが、行政はどこもそんなあたり。ペットボトルでも本当に1回でリサイクルはもったいない話だなあとおもう。全国共通でゴミ袋としても使えるレジ袋を作れば、レジ袋をゴミとして捨てるものすら少なくなるのにとおもう。もちろん利権があるのは分かるが、そういう利権を捨てて考えていかないといけない問題そのもの。


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