for English speakers: Welcome to HayashiyoWelcome to Hayashiyo
リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

カシミヤ

2010年06月10日

国内紡績のカシミヤの細い番手が届きました。毛番で80番手です。このクラスが多分通常流れているうちではかなり上位のクラスのカシミヤだと思いますが、カシミヤはあまり使わないので、自分自身が使って良し悪しを判断していこうと考えます。

林与は、超細番手の麻を織っておりますので、通常の糸だとほとんどの糸を織りこなすことが可能です。たぶん、この糸も織れるんじゃあないだろうかということで、試しにどんな感じなのか見てみたい感じで、他と違うものができるなら商品化していけるかと思います。

細番手の魅力と言うのは、リネン100番手のストールとリネン66番手のストールでは、原材料はもとより紡績工程からして難度が異なりますので、ほぼ同じ目付けで織り上げて同じ加工を施しても、その生地はまったく別物に感じます。

通常リネンの66番手でも繊細な織物に感じるのですが、リネンの100番を超える世界と言うのは、別世界で、海外のアパレル向けの素材の展示会などでは見たことがないといわれる方が多いです。そんなリネンの100番とカシミヤとのコラボなんかも秋もの向けにはよいんじゃあないかと思うところです。


ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内