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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

藤井聡太三冠

2021年10月20日

将棋の世界は実力の世界、19歳の藤井聡太三冠が将棋界を支える。世界将棋フェスティバル優勝者との角落ちの対戦で当たり前に勝てるのが藤井聡太三冠で、プロのトップそのもの。

繊維の世界でもそういうのがないと日本の技とか価値観とかは存在しないと思う。損得に流れてしまって、大手と同じ様なものづくりに落ちたら駄目で、藤井聡太三冠が高校を中退したのも人生観がとことんだから。

中卒の学歴なんかにこだわらずに、実力の将棋世界のトップを目指す。そこが人間として力が超えていて価値観も超えているところ。中卒のほうが東大卒よりも実力では上も普通なんだよという価値観。レッテルにしがみついてとか人生観を失いすぎて、成金趣味と同じで、自分の実力じゃなく、守られて生きるに精一杯。

覚悟決めて物事やっていかないか、その時の力で邪魔するものがいたとしても、本気で刺しあう必要も大事な人生観。ひと世代前がだらしないことばかり言い出したときに、厳しく次の世代が正しい方向にもっていくも大事で、それをやらなければ落ちてゆくばかり。

藤井聡太三冠には私自身も励ましてもらっている。若い人ほどまともな感覚持って損得なしに情熱でものごとにぶつかれる。年を取るごとに損得や保身になびいて利己的なことばかりに走って社会をボロボロにしてしまう。戦前の特攻でも、なぜ10代が特攻なのか、それは本当に自分の子供すらも自分の保身そのもので親の特攻するでなく自分の子供に特攻させるような悲劇。

村社会的な年功序列のいびつな構造の社会そのもので。人間として褒められたものでもない。戦争を煽っても自分を犠牲にするのでもなく、犠牲にするのは次の世代というのも笑えるようなレベルの話。日本もそういうのからやめないか、自分が前線で戦うつもりもないのに戦争煽って自分以外の人間を先に、自国民を犠牲にするのはまさに中に自国民の敵がいるような状態。日本もここまで落ちつづけて、自分がかわいく、自分の命令する立場で罪悪感すらなく他の人間を戦場に送り込む。日本政府にしても、一番待遇のよい防衛大臣が前線で戦うもせずに末端が前線で死んでゆくが当り前では、主人と奴隷の関係そのもので、奴隷社会を批判すらもできないよ。末端の前線で戦わないといけないものに首相や防衛大臣並みの待遇を与えるべきでないと搾取社会そのもの。逆構造で一番安全な場所にいて逃げているものが一番の良い待遇が当り前とかあかんよ。

戦艦大和の話を、子供のころに読んだ、最後に艦長が他の者を退避させて大和と一緒に沈んでゆく覚悟。それが大事だと思うけど、日本の政治や官僚社会には偉そうにしても保身ばかりで、人々からの搾取の典型で、立法や法律も巻き込んで今の行政が成り立ってしまっている。民主主義というよりも独裁国家に近くなりすぎて民主主義的じゃない独裁者になびこうとするものが政治の世界でも増えすぎて怖いなあと思う。

本当にまともに考えているものが選ばれないような裏の構造、今回の首相選びでもよくわかる話で、政権を握っている自民党の中も裏は自分の意見も通せない、通したら干されるような民主主義的じゃない構造そのもの。国民の代表である国会議員ですらも自分の意見や主張すらも通せないようでは、民主主義すらも無理だろう。人々が不平等な奴隷社会問題そのもの。


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