for English speakers: Welcome to HayashiyoWelcome to Hayashiyo
リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

テキスタイルマルシェ最終日

2022年06月20日

テキスタイルマルシェでみなさんと話をしていると、仕事を成り立たせるための努力みたいなものを実行されているから物事が成り立っているんだなあと当たり前のことなんだけども実感する。私も今回のテキスタイルマルシェも、キッチンクロスが売れ行きが良い感じだったので2日に1度くらい新しく縫って補充を行った。

テキスタイルマルシェの場というのもお客様にいろいろな商品を提案できるチャンスの場だし、お客様がどんなものを求めておられるのかを知ることが出来たりもする。キッチンクロスでも今回は大きさがバラバラの織キズなどであぶれた部分を縫製して作ったもの。値段は通常版よりも抑えての販売。

いろんな大きさがあったことでお客様がどんな大きさのキッチンクロスが欲しいのかとか、いろんな色があったことでどの色が人気なのかなど傾向を感じることが出来、補充した色やサイズは、また、再補充という感じで、同じキッチンクロス素材でも、色やサイズが異なるだけで売れる売れないが変わってくる。

リネンの生成のキッチンクロスは、糸のロットごとに色味が異なるのでワゴンに並べた時に色の濃いものや薄いものがあり興味深い、お客様も色の違いには気が付かれ、糸のロットの違いなどを説明すると興味深く思ってもらえる。

縫製をされる方がお客様に多いテキスタイルマルシェだったので、縫製サンプル的にリネンの上下を展示していると皆さんが見てくださる。ストールのサンプルなども置いておくと、ストール生地などが売りやすい。今回の林与のヘルプスタッフの方の提案で、ハンドメイド用のストール生地などはもっていった分の半分くらいの色は売り切れた。作品例だったけども傘の展示も人気だった。プロとしてパターンナーされている方の作品づくりだけども実際に作品をつくる力というのもまた行動力なんだと思う。

他の出展社の方も、テキスタイルマルシェ用の生地ラックを手づくりされたのだけど、生地に関わらず自分でイメージしたものをDIYして作り上げる力を持っておられ、自社便配送で配送上の問題などを自分で吸収するなども行動力だと思う。織物を販売するというだけでなく、他の人に頼むと難しい物事を自分でやって解決してゆくというのも、行動力なんだと思う。意匠性のある布をつくる力というのは他のことをやっても器用であることにつながる。


ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内