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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

冷えるので

2024年01月15日

ここ数日特に、体が冷えるので体が温まる飲み物に変えた。飲んで寝たら体中に血がめぐって体が温かくなった。飲み物ってすごいなあと実感。足の冷えみたいなものも痺れみたいなものもなくなって寒い工場の中でも元気に仕事が出来そう。飲み物でこれほど体調が変わるというのは驚き。体の中で血のめぐりが止まっていたのだろうと思う。月末までいろいろと納期が詰まっている頑張ろう。

寒さを気にせずに仕事ができるというのはありがたく、仕事で動き回るというのも同時に運動がてきているというのは良いことで、それでフルに並行して色々作業が出来る状態というのは理想。一つのことをじっくりとやるのは簡単だけど仕事なんで3つくらいのことを並行してこなしていかないと、成り立つところにはならないのが現場仕事、ほんとそこなんだろうと思う、普通の人だとやっても仕事として成り立ちにくいのも。

昨日、電話である方とお話していてすごく能力も高く器用な方なのだけども、得意先の一つが廃業されるそうで、仕事が減りそうな状況らしく、コロナが終わってもアパレル業界というのは仕事があまり戻っていないという林与のイメージと整合。そこにコロナ後の原材料の高騰で、資材関係も生地なども高騰して、日本の国産アパレル業界というのは新しくモノを作れないようなあたり。

生地から開発するようなアパレルは少なくなって、エコな流れなども関係して在庫生地でものづくりをする流れになっては来ているのを感じる。麻関連のものづくりの現場は今は、原糸すらもが回りにくくなってしまっている。麻の場合には価格が高い時というのは、当たり外れがより大きいので、使う側としてもチョイスも限られているけども、リスクは非常に高い。

ウクライナでの戦争が小麦需要をひっ迫させて、ヨーロッパのフラックス畑が小麦畑になり、フラックスの生産量が需要に追い付いていないという状況らしい。商売うんぬんよりも、人の命が国の大義のために犠牲になる戦争が終わることのほうが大事だし、人々が食べ物のほうが大事。世界はまだ戦争状態であることを考えると、エコとかエシカルという言葉や概念すらも空しく思えたりする。国内だと能登の被災地の方たちに温かい場所と温かい食べ物とが最優先の課題だろうと思う。


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