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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

早朝に

2024年01月25日

昨日の夜に雪が降って、朝4時くらいから普通の自動車とは違う車が道を走っている音が聞こえる。雪が降ったので集落の除雪機が活躍しているのだろうとなぜかうれしくなってくる。除雪機があるというだけでなく、もちろんその作業をしてくださってる方たちも居られるので、本当の大事な時に活躍をくださっていて、朝から道を自動車が走れるのも、除雪機で除雪が早朝に行ってもらえるから。

集落の中の道にしても、林与的には巾3mほどの車が1台しか通れない道でもメインの道の一つ。こういう根本的な問題を解決してゆくときには、簡単ではない問題だけども、旧の集落を新しい場所に移すとか、国規模での過疎化対策が必要だろうと思う。4mの道路が必要であるとか云々は、旧の集落では難しい話で、国家レベルの事業として、農業の土地改良並みの予算を使って生活の基盤をつくりあげていくようなことが必要だろうと思う。、

農地は田んぼなのだけども、底には4mの道路が綺麗についていて、人々がもっと使う集落の中の道路のほうが改修工事すらも負担が大きい。過疎化した集落をそのままの道路状況で存続させようとしても基本的なインフラ整備すらが旧の集落では難しく、それは町レベルでも難しい話で、国家レベルのプロジェクトとして、新しい場所に集落を移すようなことをしてゆかないと、旧の集落的な存続すらも難しくはなるだろう。

ニュータウンのようなものを作るのではなくて、旧の集落を新しい場所に綺麗に配置するようなことが行われると今のいろんな問題も解決することは多いだろうと思える。私が生きているうちにはそういうことはないだろうけども、都市計画として国が動いて問題を解決してゆく方法が根本的な問題解決方法につながる。なぜ、農業で出来て住宅ではできないのかみたいな、行政体質を変えれば、集落の住民が同じ集落の中で暮らし続けることも可能になるだろう。

小学3年生くらいのときだったろうか、近くに流れている川の橋が新しくなった。それって、子供ながらにすごく楽しみなことで、その橋を使い続けて45ほどになるのだろうけども、そういう新規性みたいなものがまったく期待できない今の日本になってしまっている。たぶん川の橋なので、補助整備絡みで国か県の予算が下りての事業だったんだろうと思うけども、農村の場合、農地並みに思い切ったことを行わないと、個人レベルの増改築新築では縛りが大きすぎて、根本的なところまでの解決には至らずに不便な生活が続くことになる。100年後とかの日本の国ではそういうのも解決できるような体制になっていればよいのにと思ったりはする。社会構造的に自由度の無いことが多すぎて本当の理想に向かって一気に解決をしてしまわないような状態が続いているというのが見られがちな状況だろうと思う。


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