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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

全国チェーンの乱立

2025年05月05日

今日も近くのドラッグストアーがこの月末で閉店になるということ。ドラッグストアーだらけになってしまって、過当競争で、何の問題もない綺麗なお店がまた閉店。ほんとうにもったいないし、日本は何をやってるのかとおもう。これほど乱立させて、新しく作っては閉店。閉店することで雇用の責任から逃れられて、損益計上できてチェーン全体では問題ないという構造もあるのかもしれない。

なんで、綺麗なお店を10年、15年でつぶすのか、それが結局利益につながるというのが日本の今の収益体質で、損を覚悟で出店して損を利益とぶつけて利益を残す。それが利益を生むような構造。巻き込まれる人の人生はボロボロだろう、でも日本の雇用というものはホワイトなことを謳いながら結局切り捨てで成り立っているだけのことで、全国チェーンの閉店で雇用も立たれて、損益計上して利益も守られる。

全国チェーンの地方進出というのはそんな感じで、フランチャイズのラーメン屋さんが全国1000店舗目指しても置ない感じのスクラップアンドビルトで利益が残る形。巻き込まれたフランチャイズのオーナーが持ち出して成り立っているというのが実情だろう。そういうのが常に利益を上げるフランチャイズビジネス本部。フランチャイズのオーナーも吸い上げるだけのお客さん。

自分と関わらせるなら儲けさせないと駄目なのだけども、損させて自分がノーリスクで儲かる本部ビジネスモデル。本部の正社員の雇用がそれで成り立って、関わったオーナーたちが加盟金払って閉店となれば悪ければ蓄えをすべて失って借金も背負って閉店。

フランチャイズを求めている本部というのはなぜ社員にフランチャイズオーナーにならせないのかというジレンマがあって、マルチビジネスと同じ構造でノーリスクで儲かるという謳いでルールに縛って1000万くらい持ち出させて利益が上がらなければ閉店という、フランチャイズ本部のノーリスクな利益構造。

しかもオーナーは無料の従業員で1000万くらい持ち出して、さらに無料で働いて切り捨てられるという、田舎に広がるフランチャイズビジネス。


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