for English speakers: Welcome to HayashiyoWelcome to Hayashiyo
リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

お寺の奥様

2010年10月29日

お寺の和尚さんの奥様がお越しになられました。息子様がご結婚だそうで、何を皆さんにお配りしようと考えておられるようで、以前、私の姉の結婚式のときに皆さんにお配りしたテーブルセンターが数枚残ったので、それをあるとき奥様に母が使っていただこうと貰っていただいたところ、大変気に入っていただけたようで結婚式の引き出物の候補に考えてくださっているようです。

リネンをジャガード織にしたものですが、普通のテーブルセンターと比べるとしっかりしていて高級な雰囲気があります。姉の友人のご結婚の際にも引き出物に使っていただきました。手作りの世界のお品に近いので、かなり、前からご注文いただいていたのですがぎりぎりの仕上がりでした。

テーブルセンターっぽい生地といえば、思いっきりしっかり目のキッチンタオルが資材っぽくって似ているのですが、キッチンタオル以外の用途を検討くださるかたも多いようです。イタリアの生地屋さんもアパレル向けの用途をお考えのようなお話でしたし、また、かばんなどにもすごくよい雰囲気に仕上がります。展示会では私が他のお客様とお話しているときに自動車関連のメーカーの方もその素材には注目をしてくださってたようです。

今日は、あるところで、2つのリネンの生成を見かけました。一つはバッグで、もう一つは、ハンカチでした。両方の番手は同じくらいだったのですが、糸のグレードも違いが歴然としていました。片方は多分、資材系かあるいは輸入リネンテキスタイルで、もう片方は、アパレル向けの国内で織られたリネンテキスタイルだと感じました。

弊社のリネンを手にされた方のコメントで、ストール用のキバタに驚かれる方がおられます。色味にしても、リネンの生成の色って染めたように一様にしっかりとしているのですね、みたいなコメントです。マット感ではなく、光沢感があるのも良いリネンの特徴です。アパレルのプロ向けに提案するリネンというのは、不純物の少ないものでないと染めたときにさまざまな問題が出てくるので、安定した色味の良質の糸を使わざるえないのです。


ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内