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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

イタリアへのサンプルが

2010年11月09日

今日は、朝、彦根の高校にシンポジウムで使う資料を取りにいきまして、その後は、糸を染めるための準備で、一つ計算を間違ったり、染め忘れがあると、糸一色が揃わないだけで、ワンマーク全ての納期が狂ってくるからです。織物に使う糸の本数などをかなり厳密に計算して在庫の糸を確認して、今日は、15色ほどを染めに出しました。夕方には、アパレルさんが百貨店でイベントをされるということで、急ぎということで現物の在庫の問い合わせがありそのサンプルを送りました。

あと、細番手の高密度織物の準備の手配も今日は進めまして、加工出しのほうも準備しました。予約いただいている分の生地なども12月頭頃を目標に準備を進めております。なんか、一気に来春向けの本番などが入って来てますが、シャトル織機、レピア織機、ジャガード織機ともキャパはありますので、来春に向けて企画を検討のアパレルの方など、林与のリネンをお試しくださいませ。

夜、展示会でのリクエストサンプルが届いていないとイタリアのゼニヤさんから今日メールが届きました。お送りして2週間ほど経っていますので、もうとっくに着いたものと思っていたのですが、EMSで送ったので調べてみると税関チェックで止まっているようです。相手も生地の大手で生地サンプルを送ってもなんの問題ないと思うのですが不思議というより、なぞです。

ブースに来ていただいて、すごく気さくにお話しさせていただいて、とても生地を気に入ってもらえたみたいで、お会いしてから3週間ほど経ちましたが覚えてくださってて前向きに進めようとメールも下さるのでありがたく、このくらいの輸送トラブルはよくあることなので気にして出来ないと諦めては駄目で、再度お送りすれば届くだろうと思います。手続き自体には問題がないようですが、イタリアやフランスというのは生地の国ですので、輸入される生地に対してのチェックが厳しいという話をJETROのアドバイザーの方に聞きました。


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