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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

ラッパ到着

2011年04月18日

今日は、本縫いミシンにつける三巻き用のラッパが届きました。アイロンを使って、折り目をつけて、目と手で確認しながら縫製するほうがより正確に縫えたりするのですが、ラッパを使うと若干弓なりになったりはするのですが、それは、織物の裁断が、糸目をベースに裁断しているので仕方のないことかとも思います。

ミシンメーカーさんにお送りした生地見本も返却いただいたのですが、ラッパを使ってテスト的に縫ったものを見て、まずまずの感じではありますので、ラッパだけでなく、縫製する生地にどこまでなれるかが大事だと思います。

無地のものだと比較的ゆがみが目立たないので良いのですが、単純な三巻でも柄物などの場合に、柄がゆがんでしまうことまで意識すると手でやるほうがより正確に縫えそうな感じではあります。とりあえず数日使ってみてラッパでよりきれいにできるようになるのかみることが必要です。

ハンカチなど布を正確に裁断するときに、生地目に沿って正確に裁断する方法があります。糸を一本抜いて、それに沿って裁断するのです。しかしながら生地自体にもゆがみというものは存在しますので、布が碁盤の目のように正確に縦横で形成されているとお考えだとがっかりされるかも知れません。

生地というのは一面を同様に仕上げようとしてもどうしても、真ん中というのは引っ張り出す力が働くのが小さいので引っ張り出しが足りなかったりすることがあります。一方で、端のほうほどキバタの状態では中に入りやすい傾向があります。

品質検査で、生地のど真ん中で検査を取ると良い値が出たりするのですが、ワッシャーを掛けて縮ませた生地など端のほうでは、数値が悪くなるのです。検査機関にしましてもそこまで考えて検査をされているケースはないのではないかと思います。同じ、生地でも、数値が検査ごとにばらばらであったりすることがあり、天然繊維の生地というものは生き物であるということを常に感じると同時に、反頭や反末での見本生地で検査を取った場合の数値の信頼性の低さを経験しています。

リネンはそもそも高級品だった時代には、ドライクリーニングが前提だったものなので、家庭洗濯されるばあい、襟元のしっかりしたリネンシャツなどを買われるときには生地が詰まっていくことを想定して大き目のサイズを選ばれるほうが良いと思います。実際には、メンズの市販されている綿のワイシャツなんかでも、3回ほど着ると襟元が何センチが小さくなってしまっているものがほとんど、一度でも洗うと首が窮屈だなあというのがほとんどですが、そんなものだと気がついていないことお多いのです。


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