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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

昔なもの手作りなもの

2011年04月25日

今日は朝早くから大阪に行き輸入関係の必要書類を届けに行って、昼前に戻ってまいりました。帰ってから、プレミアムテキスタイルジャパンで行われます海外バイヤーさんとのマッチングの申し込み書類を書いたりしていました。前回の2011AWではヨーロッパバイヤーさんとのマッチングで、今回は中国バイヤーさんとのマッチングです。自分でのものづくりをPRすることに重点を置けばお出会いしてお話するのは楽しいものです。

一般的なものが自然に流れている国ほど生産面での余力があって、その余力を研究や良いものを作るのに回せるので高級なものも作りやすいのではないかと思います。新技術ということに関して、高品質でありながらも高くなりがちな地場産品を低コストで量産できるようにするような手法を考えコストダウンを目指すような生き残り路線もあるのですが、その方向性というのは、ひたすら、海外で生産されるものに近づいていくと思います。そしてその技法もすぐに海外で適用されて、大量の商品が国内に流れると地場産業というのは残りえませんというよりも、その作られるものすらの価値も大幅に落としてしまうことになります。地場産品ではありませんがパソコンなんかがその例で、パソコンはお金を払わなくてももらえるものみたいな感覚になってしまいまいました。

作りあがるもの自体よりも手間隙掛かるその製造工程にどれだけ価値を見出せるかが大事で消費者の方にそれを理解してもらおうとするなら、生産者自身が手間隙掛かる部分に価値を感じないといけないと思います。そういうのをたどっていくと、自分自身がものをつくるということの意味にすらたどり着くものと思います。続くということは守られてきたものがあってそれを直向に作り続けておられる部分への評価でないといけないと思うのです。

また、そういう考え方と共通するかと思うのですが、私自身個人的には、長浜や彦根の昔風に造られ観光地化された街並みは俗っぽくてあまり好きではないのです。中山道の高宮の宿のようにたたずまいだけ残している本物が何倍も好きだったりです。高宮の宿は車も行き来が難しいですが、リビルトしないで守り続けてもらいたいです。

ものづくりしている人間に共通するのは、買ったほうが安いのですが買わないで自分で作ってみたりすることが非常に大事だという感覚だと思います。林与自身の名刺も、結局10年以上くらいパソコンで自作のままで使い続けていますが、そんなのにしても自分で作ったところに意味を感じています。自分でデザインして出来上がったイメージというのは自分自身が満足しているので自分のスタイルとして揺らぐものではなく、使い続ければ変える必要も感じません。名刺も、業者さんに頼めば一枚10円から20円で作れても、手作りすると実際のコストは逆に高くなっていると思います。


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