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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

誕生日

2011年05月14日

今日は42歳の誕生日でした。織機についているカウント41Mから42Mに1M増えるかの程度でノーインパクトですが、今週は東京出など忙しかったので充実しているときだと思います。

午後からは東京から平元聡氏がお越しくださいました。一昨年前のジャパンクリエーションでコラボさせていただいて、林与のデザイン室にはそのときに作っていただいたQRコードの衣装が残っています。林与の看板と同じパッチワークで作られていて、1M四方の生地を5枚作るのにオーバーロックミシンを駆使して1週間ほどかかりました。懐かしいなあです。

上島佳代子先生の新しいリネン本が出来上がり手元に届きました。誕生日プレゼントでしょうか。展示会にしましても、いろいろとみなさんが動いてくださいまして、支えてくださっているのを感じます。繊研新聞のほうにも林与のコメントが出ていたということで、テキスタイルツリーの成田さんからご連絡いただきました。

展示会のときに、テキスタイルツリーの成田氏とのお話で、赤苧の話がでまして、日本人がどんな麻を昔使っていたのだろうかという問題を考えるきっかけになりました。私の結論では、繊維の取れそうな草というのはできるかぎり繊維を取り出していたという結論です。海や川の魚を取るとか、柿やお茶などを収穫するのと同じで、野や土手の草すらもが繊維が取れるものなら洋服の材料として有効に利用されていたということだと気がつきました。

今なら殺して捨ててしまうマムシやムカデなんかでも、昔は、誰か知恵をもっているものがいて薬にしたりと昔の人というのは何もかもを活用するすべを持っていたといえます。


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