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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

ストライプとボーダーの違い

2011年09月27日

今日はファンドの説明会がありました。朝からバタバタと会社の中の用事を済ませて高速道路で大津に着いて午後2時くらいに会社に戻りました。電話がたくさん入ってきましてバタバタしているうちに夕方で、今日あがり予定の反物があって気になっていましたが、夕方になっても届かないので、夜8時前に加工工場のほうにもらいに行きました。

夜見るとなかなか良い感じに上がっています。中には、ちょっとなあと思うものもありますが合格点の感じです。色柄も含めると200から300種類を超えています。リネンの超細番手のシリーズでリネンも細くなると光沢感が増し、通常のカジュアルのリネンとは別世界です。

気がついたのですが、ストライプとボーダーの違いってやはりあるもんだなあと思います。縦横が違うだけで同じようなピンストライプの柄があるのですが、ストライプのタイプは高級な感じで、ボーダーのタイプはカジュアルな感じなのです。細番手使いだと正統派のストライプ使いのほうに軍配を上げたい気分です。今日上がった反物は薄いリネン生地なのにしわになりにくいのでハンカチ用途には最適かと思います。

リネンは、「WOVEN MOONLIGHT(織られた月光)」といわれるほどに、光沢感があります。たぶん、昔のリネンというのは手績糸だったでしょうからピカピカだったに違いありません。今日上がった超細番手のリネンも紡績糸ながらも光沢感が素敵です。

リネン生地も、朝見るのと夜見るのとでは違って見えたり、お天気の良い日と雨の日では風合いが違ったり、加工上がりが一番シカシカしていることが多いのですが、このリネンも寝かせることでどんな表情になっていくのかも楽しみです。リネンは放反して放っておくと比較的早く風合いが良くなる気がします。


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