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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

ジャパンクリエーション最終日

2011年10月14日

ジャパンクリエーションの最終日、ホテルのチェックアウトを早めにして展示会場に車で向かいました。ジャパンクリエーションは続けて出ていますのでもう慣れてきた感じで、この慣れ感みたいなものあんまり好きじゃないのです。出展者もお客さんもそうですが、毎年あるお祭りみたいな感覚になってしまうと長続きしないものじゃないかと思います。毎回あっても、そこには新鮮な感覚がないと。

昨日の夜はインドへの視察旅行の説明会がありました。展示会を中心としたイメージで、空いた時間に周辺のモールへ出かけマーケットリサーチというスケジュールで、林与の通常の展示会などと比べるとゆったりとしている旅になりそうです。

全体的な流れからすれば、関税が撤廃されて物の流れが自由になれば、インドの衣類なんかが日本に流れてきて、一方で日本の自動車や機械へをインドへ売り込みやすくするという国際分業を進めるためのような締結なのだろうと思います。私自身、自由競争はよいことだと思うのですが、本質的な部分で国内ももっと自由な政治経済にならないと海外との競争では重いハンディを背負った戦いになります。

ジャパンクリエーションの場では各地の地場産業の組合の出展などもあります。地域というひとくくりになるのが、ここのものあそこのものというような差別化を生み出す一方で、代替的な感覚で産地というものが捉われてしまうケースも多いのかなあと思います。

今日もたくさんの方とお会いすることができました。秋冬物のシーズンということにも関わらず、リネンのものに関心をもってくださる方というのが多い気がします。今年は昨年よりも多くのみなさんにPRまた情報交換などさせていただくことができたかと思います。秋冬にも麻を提案することで、年中麻を織っている本場である意気込みみたいなものも感じていただけるのではないかと期待しています。

出展者のみなさんとも回を重ねてまいりまして交流も深まり、お話しさせていただくケースが多くなりアットホームな気分でジャパンクリエーションに参加させていただける感じになりました。冒頭でも書いたのですが緩みみたいなものが出ないように、しっかりとスタイルを保っていかねばと考えています。


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