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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

FEDEX

2011年12月28日

今日は、夕方出荷で朝から加工の上がりを待ちました。ナチュラルフィニッシュのアイテムというのはとてもカプリシャスなので出荷の際には通常のものと比べても慎重を期し再加工になることも多いのです。

普段は、EMSやDHLを使っているので、FEDEXは2、3回目でしょうかくらいに使ったのですが、電話をしたらまだ本日の集荷に間に合うということで、持込せずに集荷に来てもらいました。16時すぎにといわれて16時ぴったりに運転手の方が来られて、まだ加工から上がり立てでして梱包を大慌てで輸出向けの出荷をいたしました。

インボイスにエアウェイビルの番号を入れてから印刷しようと考えていたら、シールがあるのでそれを張ればよいということで、???、記録としてしっかりとデータを残しておきたいのよ、と思いながら…。まあ、慣れないFEDEXなので事前準備ができていなくて仕方ないかと思いました。輸出だからといって運ぶ人さえしっかりとしていれば問題がないというのがポイントだとはおもいます。

夜は、昨日親戚のおばあさんがなくなられてお通夜がありました。ご住職が、今の世というのは生まれる前の状態で、極楽浄土こそ生まれた後の世界なのですというお話で、死んだときには地位や名誉など何の価値もないものだと気がつくということした。これを聞いたときにインドに旅行に行ったときのことを思い出しました。昔の日本もそうだったのかもしれません。人の人生というものは人それぞれに違うのが当たり前で、その中で、特別な人生を歩む人が多かったので特別なものが日本でたくさん生まれてきたのだと思います。

職人はものさしを使わずに目分量でものを作り上げます。ものさしを使って作ったもののほうが正確であってもそれは誰でも作れるものだから価値がないのだと思います。今のものというのはものさしで正確に測って作るものでそれはどこでもできるものです。日本の社会も何に対しても常にものさしを当てるような流れになってしまっていると思います。何に対しても、ものさしを当てるのが当たり前の時代でどんどんと特色は薄まっていると思います。ものさしを当てないとコントロールすらできない社会になってしまってるような気がします。


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