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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

帰国して

2009年10月25日

昨日の夕方に日本に帰ってきました。疲れていないようでもやっぱりたくさんの荷物を抱えて移動をしていたので、疲れてました。眠って起きたのは土曜日の夜中です。日曜日は、仕事の段取りを見直して、中国での展示会の内容を整理して、サンプルの海外発送など準備を少しいたしました。

朝のうちに加工屋さんの社長さんからお電話をいただき、情勢的なことをお聞きいたしました。林与は今回の展示会で、近江の麻の織をPRする一環として、近江の手もみのシャンブレーをハンガー一つ分使って展示したのですが、世界的には、あまり人気がなかったです。ラミーよりもリネンに人気が集中していたという事実をお話しました。一方で、どのように林与が今後、日本のよい麻織物の手本であります、手もみの100番シリーズのよさを世界に語っていくかを考えなければいけないと思っています。

繊維ニュースで、上海の出展企業の企業紹介を兼ねたインターテキスタイルイン上海の連載をやっておられ、その中に、うちの会社の紹介が写真つきで出ていました。弊社の通訳の女性が、林与のリネンデニムをもって微笑んでいる写真で、林与の上海の展示会での楽しそうな感じがでていてよいかなあと思います。会期中には繊維新聞さんも取材に来てくださいました。

明日からは平常の仕事に戻らないといけないので、外注さんにお願いしていた反物を取りに行ったり、加工出しや染め出しの準備も夕方からやりました。リネンデニムの縫製やマフラーの製作なども注文が入ってくると忙しくなりそうです。

生地だけでなく、リネンハンカチも、リネンマフラーも、リネン業界のプロが考える究極のものを作りたいと考えています。リネンデニムにしても、綿からではなく、リネンからのアプローチですので、リネンのよさを引き出せるようなものを作り上げたいという気持ちで、織だけでなく、糸、染、加工に渡り、林与のノウハウを生かして最終形を他と違うクラスのものにしようと取り組んでいます。


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