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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

プレミアムテキスタイル2日目

2012年05月10日

2日目もお客様の流れは途絶えませんでしたが、初日よりも落ち着いていた気しました。プレミアムテキスタイルの会場の会期中の雰囲気は、http://www.ptjapan.com/index2.html です。中央の写真の一番手前の林与ロゴのブースが、林与のブースで、ビッグリネンとシャトル織りのポスターが写真では目立っているように思います。プレミアムテキスタイルジャパンはプロ向けの商談会的な展示会でファンシーなものというよりは実務的な会場の雰囲気です。

今回の展示会でも前日に用意した林与の冊子が、初日の午後3時くらいにはなくなってしまって、素材そのものよりも、みなさんが作り手の情報を求めてくださっているのを感じます。シャトルの写真に関心をもたれた方も多く、ポスターを観て、こんな織機をよく動かしているなあという印象をもってくださったと思います。展示してあるストールなどがこんな織機で織られるのをみられるとストール自身の価値よりも、ストールを作る背景に価値を感じてくださるのではないかと思います。

ビッグリネンのポスターも、自作なので林与の頭の中にあるリネンのイメージのひとつがこんな感じです。一部、アイリッシュリネンに興味を持ってくださった皆様には、ビンテージアイリッシュリネンを使いましたハンカチをご覧いただきました。今回、イタリアの細番手リネンをジャガード織りしたものも見せていただきましたが、両者はまったく違うものに見えてしまいます。リネンというものは様々な表情があるものだなあと感じます。

お客様から、フランスのアンティークリネンということで見せていただいたワンピースも、前回のプレミアムテキスタイルジャパンでお客様から見せていただいたタイプのものと非常に似ていて、一度、フランスのアンティークリネンの細番手に関しての調査が必要な気もいたしました。目で見た感じ綿の200番単くらいのイメージなので、インドで見た綿シーチングにシルケットを掛けた感じにすごく似ています。あと、手紡績のずっしりと重い40番手クラスのハンカチも今のものとは違った雰囲気がありました。

今回のプレミアムテキスタイルも林与にとっては多くのお客様とお会いすることができまして、もしかすると一番たくさんのお客様とお話できた展示会のひとつになりました。また、いつもお世話になっている主催の皆さんやジェトロの皆さん、インドにご一緒いただいた皆さんやほかの展示会でお会いした皆さんと出会えるチャンスということで、林与にとっても商談以外の部分でも楽しいイベントでした。


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