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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

インターテキスタイル上海初日

2012年10月22日

今日は、雨、荷物をもっての出発で傘を買いに行ったりと余分なことが伴います。雨なので、タクシーはなかなかつかまらずでしたが、会場にはなんとか予定くらいの時間について、最初のお客さんの少ないうちに、リネンの糸の会社のブースに遊びに行きました。ブースから戻ってくると別のリネン糸の会社の方が来られて、糸の在庫状況などの確認を依頼しました。

午前中のお客様で、近江上布を大変気に入ってくださった韓国で織物の先生をしておられる方がおられ、いいね、いいね、という感じです。昔のものというのを分かってくださり、それに対しての高い評価というのをしていただけるというのもありがたいものです。織物を良くご存知の方なのでものを見たときにすぐにその価値を分かっていただけるのは、ありがたいところです。

午後2時くらいからは、シェラトンホテルで行われる国際ファブリックデザインコンテストの授賞式に出席のため、会場を出発し向かいました。シェラトンホテルの広間は、授賞式らしく、何百席分に相当するディナーのためのテーブルやディッシュやグラスなども整い、テレビ撮影も行われ、中国の繊維事業の国家行事のひとつとしての祭典らしい雰囲気です。

リハーサルの後の授賞式の本番は舞台の中央に立って、賞状とトロフィーをいただくだけで滞りなく済みました。ほっと一息です。日本の受賞者に対して非常に暖かく接してくださり、日本人の受賞は私と小松精錬さんだったのですが、どちらも、それぞれ舞台の中央の位置を与えてくださりありがたいことです。

授賞式終了後のディナーも、美味しく、緊張から解かれてワインをたくさん飲みました。貴重な経験を無事させていただいて、よかったです。この授賞式のために、ファブリックコンテストの主催の皆さんや、授賞式に向けていろいろとコーディネイトくださったメサゴ香港のスタッフのみなさん、授賞式に応援に駆けつけてくださったジェトロの方々、日本の取材のみなさま、受賞したことでいろいろな方にお世話になりましたが、受賞させていただいて本当に良い記念になりました。


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