for English speakers: Welcome to HayashiyoWelcome to Hayashiyo
リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

来春向け企画

2013年07月12日

今日は午前中は着物生地の織、午後からは福岡からのお客様、非常に暑い日で、福岡からのお客様でも工場の中、事務所の中で汗しておられ、滋賀県も暑いこと体感していただけたと思います。機織の現場というものはあまり見られたことがないということで、小さな工場の中でもいろいろな作業があることを見ていただきました。

織物工場なんて外の世界が変わっても、何十年も同じ作業で時間が止まっているかのような空間ですので、海外での織物というものが近代化して量産型になればなるほど、日本の進化しないモノづくりというものは、特色を増すのではなかろうかと思うのです。

スマートなモノづくりというものが果たして良いものかと思うことがあるのです。スマートに仕事ができなくなると成す術がないというのは織物の本質的な部分や人が仕事をするという本質を欠いているように思ったりもするのです。誰でも出来る形になるということは仕事としては結局終わりに近づいていくのではないのかと。

今日お越し下さったお客様も来春夏に向けて9月以降にじっくりと取り組んでいくという形の検討をお願いしております。この2ヶ月ほどで予定も含めると福岡からは3件のお客様、福岡というのは布に対する文化が根強い地域なのだろうかとも。


ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内