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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

イギリスから

2013年08月21日

今日は午後からお客様、2年ほど前に弊社の生地を反買下さって好調で、出来上がった商品の画像も見せていただきましたが本当に素敵でした。これからより定期的な生産に向けてという嬉しいお話をいただきました。

アパレル向けではありませんが、1点が何十万円もする高価なアイテムの外装に使われる素材として弊社の生地を選んで下さいました。このように順調な話になるように動いていただく覚悟をもって最初から接していただいていたのでしょうが、オリジナルなもので継続できるものをということで弊社に打診下さって、それが現実の形となったのはありがたいお話です。

夜には、イギリスからメールが入りました。日本でも高級ラインのお店を展開されているブランドの方からです。嬉しかったのは、その方が林与のこと覚えて下さったこと。また、私自身もその方というのは、単に素材を捜しておられるだけでなく、自分で趣味として手織りをしているといわれたので、布に対する思いやりの気持ちをもっておられることお話していて伝わってきたので、僅かな商談の時間でしたが冗談交じりに楽しかったのよく覚えてました。

海外のブランドさん経由で林与の近江上布の柄が日本の店頭に並ぶこともあるのかなあと、林与の近江上布柄ですが、生地アーカイブコレクションとしては海外の生地をみてこられた方でも、力強い生地が数千柄というボリュームなので驚かれるのです。ビンテージアイリッシュリネンプロジェクトをしていて、今の表情とは違う昔のリネンの風格を追い求めましたが、多くの生地を扱われているイギリスの方などからは、アイリッシュリネンなんかよりも、あなたの家が昔作り上げたもののほうに専念しなさいと親身にいっていただけます。国内の展示会で展示していて、近江上布柄に注目される方というのは、生地を見る目があると感じます。


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