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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

無理

2014年01月31日

技術的に無理だと思うところにチャンスがあるということが多いものです。通常の作業を超えて物事を行うときに、それは無理という結論を言うことが当たり前に正しいのだといえますが、それで仕事が生み出せていれば問題なかろうかと思いますが、仕事も少なく苦しいというパターンだと、無理なところを手がけていかないとならないと思います。


無理なことをやってみて最初は駄目でも経験を積めば、無理なところでの経験が増えてそれは、普通に仕事をしている何倍もの仕事経験。技術的に無理なこともあれば、作業手順や作業密度的に無理だと思うこともあろうかと思います。仕事をする上では、後者の作業手順や作業密度を成り立つところまで上げるということが、技術以上に採算の面で大事であることが多いのを感じます。

そのときに大事なのは人という要素。厳しい話ですが、品質や生産性を上げようとするときに、それについてこられる人とこられない人の差というのは大きいものです。地場産業というのは分業体制であることが多いので、外部に仕事を頼むとしても無理をしてもらえるかどうかが鍵となろうかと思います。

また、無理をして仕事をしたからといって欲がでると駄目で、無理しても成果がないのが普通でそのときはただ働きどころか持ち出しを覚悟していないと。せっかくの無理も成り立ちません。成功したときにようやく成果があってこそ仕事として成り立つという考え方が基本だろうと思います。


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