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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

アメリカとイギリス

2014年02月06日

今回の出荷はアメリカとイギリス。朝、地元のクロネコに行くと窓口の方がかなり苦戦される。地元では、ほとんど扱いがないのでどのように対応してよいのか分からないということ。朝、地元のクロネコに行く前に、送り状の記入方法などを念入りにUPSに聞いておいたので、記入は問題なく済んで、クロネコの方が端末を使って出荷登録をする作業に苦戦。

結局、朝の出荷に間に合わず、自分でまた滋賀主管まで高速道路に乗ってお昼出発のトラックに荷物を載せてもらうことに。最初の1回目というのはこんなもんだろうと思いながら、たぶん、クロネコの人よりも私のほうがこのサービスがどういうものなのかよく理解ができたと思う。

この途中で、興味深いことに気がついた。アメリカ向けの繊維製品に関してはテキスタイルビザというものが以前は必要だったということらしい。これは知らなかった。これって、すごく、非関税障壁になっていただろうといえる。戦後の貿易摩擦の最初のものが繊維製品だったのが最近まで続いていたということだろうか。それとも、90年代の自動車オレンジの影響が続いていたのか。今は、アメリカも自由に繊維が輸出できるようになった。

一方、イギリスはアメリカからの綿や合成繊維に、リネン産業は侵食されてしまって、織物産業は日本と同じく窮地に置かれた状態に近くなってしまっているけど、寛容であるように思えるのは日英同盟の名残なのだろうか。

国境を越えて物が動くというのは、売り手と買い手の合意だけでなく、政治的な問題も絡んで、国同士の力関係のようなものが見えてきてしまいます。怖いのは、そういう力関係で、作り上げた商品がうまく届かないことがある可能性。そういう危なさがある状態では自由貿易や自由競争なんていうものもまだまだ理想論でしかないのかもしれないなあと思えます。


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