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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

ストール房つくり

2014年08月12日

今日は、ストールの房つくりの段階でプリントの問題に遭遇。プリント工場の現場も精一杯やっていてこの状態であるのだと思う。プリント工場に対応を丸投げして要求するよりも、こちらで改善方法を考えてそれを現場で実行してもらうのが一番改善の近道かもしれない。

精度の高い仕事を淡々かつ坦々とできるのが職人だろうと思う。それゆえ職人というのは作業に没頭しているような状態が多く、作業に口を挟んだりすると、反発するようなタイプも多い、それは職人として黄色信号。やってもらえる仕事がどんどんと減っていき、どんどんと仕事についていけなくなるものだ。

全体を見渡してベストを考えることができる職人でないと、最終商品になったときに問題が起こらないように自分の仕事を見ることができるタイプでないと、周りが本当に苦労する。職人の資質としては、正しいことを素直にできることが一番大事だろう。

中でできることはなるべく無理をしてでも進めていけるが、外の世界は思い通りに行かないことが多いのも当たり前かもしれないが、同じような気持ちで動いていただけるようなチームを作り上げることが、一つ一つの仕事を成し遂げていく近道だろうと思う。



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