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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

コンビニ

2014年08月24日

コンビニが3軒ある道路にさらに一軒新しいコンビニが出来た。田舎なのにコンビニだけがまだ増える勢い。もとは、宴会料理屋が何十年かやっていた。持ち込み可能な料理屋さんだったが、宴会なんかが田舎でも少なくなった影響と田舎はやはり車が必要なので飲酒運転の取締りが厳しくなったこともあろう。

タバコやアルコールを買うときに年齢確認が厳しくなったことも、一般の自動販売機を置いていたタバコ屋さんや酒店を締め付けたことになる。法制度もコンビニの進出を加速させた。微妙な法律の運用の匙加減でお店そのものが廃業になった、代々やってきたタバコ屋さんやお酒やさんに止めを刺した形だ。

地元の格安に販売していたお酒屋さんの量販店ですら、廃業になった。経営を切り詰めての地元の格安販売店の価格が、大規模なチェーンスーパーの通常価格に敵わないのだ。夜間の売り上げに貢献していた酒類の自販機の撤去もコンビニにお客を取られてしまう要因になった。

商店街の家族経営のお店がつぶれることは商売云々以上に、自立してつつましく生活を立てていた人が、仕事をあきらめ自立できない立場に回ってしまう。一番強いものしか生き残れない競争社会的な社会構造の社会の負担というものは大きいものだ。その一番強いものというのが、もはや日本企業ではなく海外企業だったりで、国策というものが産業に止めを刺すみたいなこともよくある。

日本のように何をやろうとしても許認可の国で、なにをやっても成り立ち難いシステムができあがっている。自由競争の中では大きなハンディキャップなのだが、日本の国内においても、日本企業には厳しい規制がかかるが、外国企業は放置ということも、政治力の差が出てしまって、日本の政治の内弁慶ぶりなんとかならないのかと思える。


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