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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

インテキ上海2日目

2014年10月21日

今日は、朝ごはんを、外のお店で食べていると、ちょっとしたトラブルがあって30分送れてタクシーで会場入り。今日は始めお客さんがほんと少なくどうしたことなのだろうかと思ったけれども、午後11時ころから午後4時くらいまでは、林与のブースにお客さんが2組3組くらいがずっといて下さるような鮨詰め状態が続き盛況でした。

壁に展示している非売のオリジナルの近江上布も、美術館状態で、ブースに来られたお客さんが一枚一枚めくってみて下さっていました。何十人もの方に、これは何ですかと聞かれて、昔の日本の着物の生地ですという説明。多くの外国の方が近江上布に興味を持ってくださるというのはありがたいこと。日本の田舎の消えかかっているものづくりが、世界では絶賛されるというのもパラドックス。

今のものづくりにしても、自分自身で発信しなければ、お客さんもほかとは区別がつかないだろう。私自身お客さんの顔を覚えて仕事をしたいと思っているので、何回か観ていただいて相手にも顔を覚えてもらって仕事になっていけば嬉しいと思う。

全体として印象が、中国国内の物価が非常に上がっていて、10年前は10倍の価格差が、半分くらいにまで迫ってきていて、最初、インテキ上海に出たときには何百メートルのバルクで1mが$20から$30の麻生地というのはほとんどの皆さんが高すぎて驚かれていたのだけれども今は普通に見てもらえる。数年でいろいろと変わってくるものだ。


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