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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

地場産業のマーケティング

2015年01月27日

地場産業なんてものは、一般的に、売り上げの10のうち8くらいは出て行くもので、粗利が2では、純利益はプラマイゼロで、マーケティング費用が生み出せていない。そこで、売り上げを20にして8の費用で、マーケティングの先生なんかに販路開拓ビジョンを提示するともっと安い価格想定でないと売れないよといわれたりするもので、売り上げ10のうち8が出て行き粗利が2の世界に引き戻される。

また、先生方の想定でありがちなのが、あるお店でリーゾナブルな値段で、新商品が10個とか売れたら成功みたいな、卸というよりも小売想定。案外販路開拓の先生方がお店の感覚で、卸販売ということを理解されておられず、規模が小さいのも事実。よくないのは、いろんな会社のをごっちゃ混ぜにして販路開拓とか。ものづくり企業を成り立たせるためには、バッティングの問題もあるから一つのアイテムだけをPRするなんて無駄に等しいという基本的、一つの企業のモノづくり全体をプロモートしてくれないと意味がないのだ。

人に相談しても解がないのが、地場産業のものづくりの販路の変遷からしても、あたりまえなのかもしれない。販路開拓で思うのが、自分自身が伝えたいことを相手にぶつけないと物のスペックと価格だけの世界で付加価値は生まれない。相手が分かち合う気持ちをもってくださる相手に出会えないといくら商売を続けたとしても、よい結果には繋がらないものだと思う。

先の秋にも、海外のバイヤーから生地の発注を受けてたが、契約書類を勝手に書き換えるタイプで、発注しても買うお金が準備できていない。個人のお客さん未満の人が業界の中の人にも多いものだと思う。国内でも大きな話を進めて、値段を安く設定して、最後に数量を減らすパターンの方はたまにおられるが、事情があるからというよりも、そういう人はそれの繰り返しでどうしようもない。


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