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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

打ち合わせ

2010年02月10日

今日は、講演会の打ち合わせで、ファブリカ村に、ひこねの組合の150年祭実行委員会委員長と一緒にお邪魔しました。陽子さんと妹さんがいてくださり、講演会で使用する画像や、陽子さんと理事長のトークアンドトークの簡単な打ち合わせを行いました。

縫製の話もさることながら、麻の話になると、どうやって盛り上げていこうかということを私も北川さんもあれこれとしゃべってしまって、長居させていただきました。講演会のほうも日にちが迫ってきましたが、ぶっつけ本番的なところが多いので当日たくさんのお客様に来ていただけるのかなあという、心配100%みたいな状態です。

写真など選ぶときに、ファブリカ村や湖東繊維協同組合ならびに愛荘町の麻コレクションの写真などを見せていただいたのですが、きれいで楽しそうな写真が多く、その写真を説明してもらうだけでもあっという間に時間が過ぎてしまうのではないかと思います。

今週末、来週末とイベントを行われるそうで忙しくしておられるようです。少しですが、お昼ごはんの前に基本的な草木染についての確認のために草木染のことを陽子さんと話しました。やはり、私がお会いする染関係者がもつ草木染に対する認識というのは同じで、私の認識と同じところに落ち着きます。

草木染風と昨日の日記にかきましたが、同じようなことを陽子さんも今日言っておられました。地元の染工場さんも、京都の染工場さんも、京都の川島テキスタイルスクールの先生も、100%の草木染に何度も染め重ねる以外に魔法はないという結論です。太陽に当てて耐光堅牢度を落とす方法ではほんとうに色がなくなってしまうということです。草木染は洗濯機や洗剤に弱いということですので、手洗&水洗いで丁寧にとおっしゃっておられました。そういう手間を楽しむのが、草木染のひとつの贅沢ということだそうです。

一年以上かけて作られたファブリカ村のブックレットを今日もいいただきました、ブックレットひとつにも北川さんの思いが強く入っており、プロデザイナーの方と徹底的に煮詰められて、子供が見て楽しめる絵本のようなものであってほしいという気持ちで作られております。


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