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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

いろいろと

2015年10月24日

シャトルの2号台を動かしているが、縦糸切れが止まらない横糸切れが止まらない状況。調節が必要。曲がった部品をまっすぐにしたり1時間ほどの調節で何事もなかったように織機は正しく動き出すのだが、本来は織機というのは常にこういう状態が保たれているべきだろう。

織機というものは正しく動かなければ駄目な物を量産することになり、仕事すればするほど問題が増えてくるものだ。正しく調節できる人がいてこそ正しいものが織れる。こういうのを一般には技術と呼ぶのかも知れないが、本来は織物をする上では基本の部類で正しく動かせ、正しい布を生産して初めて仕事なのである。

浜松で大手のシャトル機屋が廃業をしたそうで織機が海外に行くそうだ。海外のほうが正しくシャトル織機を扱える職人がたくさん存在しているということと、シャトル織機を動かして成り立つ仕事というのが海外ならあるほか、海外がほしいのはレピアよりは部品が代替が聞く、自作できるシャトル織機だろうといえる。

シャトル織機というのは金鉱(ゴールドマイン)みたいなものなのだ。日本は今でもたぶん世界有数の金の保有国だろうが、それを取り出そうとすると諸外国以上のコストが掛かる。やっても利益が上がることはないだろう。日本でシャトル織機を動かして布を織るも同じに近い。浜松の織物工場の社長の「ご迷惑を掛けず閉じられることを誇り」とし喜んでおられるのが本音なのではないかと思える。ほかのものがやっても成り立たないのもよく分かっているのだろう。


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