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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

阪神百貨店 生地販売イベント5日目

2016年06月19日

今日は、ワークショップが開催される日曜日。朝からわくわくワークショップではミルツツさんのワンピース教室。お使いいただく布は林与の中厚地リネン生地。ミルツルさんのワークショップでおつくりいただくワンピースは、今回のイベントの初日からコーナーにディスプレイされ、そのワンピースをご覧になられて、たくさんの方がワークショップについてお尋ねくださった。残念ながら予約でいっぱいですというお話をさせていただいた。

このワンピースで驚くべきところが、本縫いミシンだけを使ってワンピースが作れるというところ。市販のものでもワンピースを裏返しにしてオーバーロックミシンで、生地と生地の連結部分を縫い上げてしまっているものが多いけど、ミルツルさん仕様では、オーバーロックミシンや、ジグザグ縫いを使わずに、縫い目を見えないようにきれいに仕上げるという手間の掛かる高度な縫製で仕上げる。

参加者の多くがミシンに慣れておられ、そんな高度なワンピースを2時間から3時間で作り上げて行かれる。見た目だけでなく、自分で作ることのできる価値のあるワンピースである。午前と午後、ミルツルさんコーナーではワークショップが開催されていて参加者の皆様のおかげで林与のコーナーも含め活気付いていました。

先月、ものをつくることイベントをされた北原くんがデザイナーさんとみにきてくださり、穴の開いたつぎはぎのボロボロの服を着ておられて、古着で買われたという。ボロボロの服であることが売りであるというのも、人を惹きつけるようなところがあるからだろう。無名のボロボロではなくて、チャンピョンとかのブランドの古着らしい。チャンピョンも私が中学生のころからあったスポーツブランドだが、当時はあまり知られていなくアディダスとかと比べると半分くらいの値段で安いなあと思っていたのに、いつの間にかみんなが憧れのブランドに。品質のよいものづくりをされていたのが、お客さんに評価されたということだろう。

今日は、私が食事休憩中、近江上布プリント柄ストールも買ってくださった客様が、アイリッシュリネンハンカチのこともほめていて下さったという売り場の方のお話。たくさん高級な物が並ぶ百貨店においてもいい感じに見える素材をつくりたいと思っていたので、ものをみただけで違いをご評価いただけ、林与は嬉しかったのである。


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