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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

糸番手の計算

2016年08月18日

今日から夏休みの学生インターンが始まる、琵琶湖と麻布から総合商社になった伊藤忠兵衛記念館と豊郷小学校など挨拶。今日も、伊藤忠兵衛記念館には東京から役員15人がこられたというが、いくら大きくなっても創業の精神という原点というのを忘れないということであろう。家とすれば豪華ではあるが、その成功の規模からすれば質素倹約的な精神が感じられるのは私だけだろうか。

会社で糸番手の意味と糸量の計算を覚えてもらう。1mに必要な、糸量を計算するだけでなく、原糸コスト、染コスト、糊付コスト、織コスト、加工コストなど一般的な知識を持ってもらって、生地生産のコストというものがどのように決まるのかというところを実際の数値に近い形でシュミレーション。直接的な費用以外に、固定費用としてかかる間接的な費用もコスト計算には必要。

麻番手でも、メートル番手に置き換えて計算するのが一番わかりやすいだろう。メートル番手というのは1gで何メートルあるのか。毛番手とメートル番手は同じである。NM36なら、1gで36mの長さのある糸である。




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