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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

水ガニ

2010年03月14日

昨日の夜は、ひこねの縫製の組合で集まりがあって蟹をたくさんいただきました。水ガニって知っておられますか?脱皮した蟹だそうです。脚の身などを食べる限りは普通の蟹とあまり味が変わらないのですが、ミソなどを食べると脱皮した影響で、体の中に水が入ってしまっていて塩っけのある蟹です。全体的に普通よりは少し味が劣るというのは、市場の人も、食べている側もよく理解して食しているので大丈夫かと思います。

水ガニって聞いて、わたしは最初、真水に住んでいる蟹かと思っていたのですが、しょっぱかったので、詳しく聞いてやっと意味がわかりました。十杯で5000円と、一杯が500円くらいで、ボイルにしてもらったものでも600円程度と驚きの値段でした。蟹と聞いて高いイメージがありますが、通販や食べ放題のバイキングなどにある蟹の脚などはこういった蟹の形崩れしたものなのかなあと想像します。

昔、大学のころ先輩が、「日本海側の温泉に行って、蟹を食べ過ぎて大変だった」という話を聞きました。「どうなったんですか?」と真面目に聞いていたら、蟹を食べ過ぎて次の日、横にしか歩けなくなったと大真面目に答えてくれたのが、大学のころの思い出の一つで、蟹を食べるたびにその話を思い出します。

オーガニックリネンPROシリーズを特別プロモートしてみました。数量に限りがございますがお勧めですので、ぜひ一度お試しくださいませ。GOTS認証を得たオーガニックリネン糸100%使用していますが、風合いを重視するため、加工のほうは敢えてオーガニック度を
落とし通常のアパレル向けのソフト加工を施しています。オーガニックにこだわられる方は、オーガニックリネン糸に薬品を何も足さずに織り上げ、天然水の地下水+天日干で仕上げた、林与オーガニックリネンナチュラルシリーズがございます。

林与は、オーガニックリネン糸に関してはヨーロッパの紡績糸も使用してみたのですが番手が太いだけでなく、どうしてかなあと思うところがあって使うのをためらっていました。(林与自身いつも糸を触って、織り上がり、生地の仕上がりもみているので、その違いが分かるのです。)糸商さんが来られた時にその裏話を聞かせていただいて、私がそのブランドの通常のリネン糸を触っているときとそのブランドのオーガニックリネンの糸を触っている時の感じ方の違いを十分に説明できるだけの話だったので、もやもやしていたものが解けた気分です。


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