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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

ハーベスト展初日

2016年12月14日

今日は朝新幹線での東京入り、ハーベスト展VOL6。小雨の降る中、開場の15分前の到着。いつも間に合うか間に合わないかが多すぎて、道中もしないとならないことだらけで、連絡を取り合ったり、時間がなく東京から出荷をしようと必要な案件を3つ持ってきたが。書類、ストール、サンプル提出。新幹線の中で準備しようと思ったが、今回はサンプルの作成に手間取って留守の間の準備ができておらず、今日工場で何をするかの説明とか、もう一件メール。

会場についてよかったのは、今回はヘルプしてもらい二人体制だったのでスワッチなどの作成がほぼ会場でできたこと。今回の展示会で出展者や来場者の皆さんのお仕事の状況をお聞きしていても国内アパレルが低迷しているという話が多い。国内のアパレルは悪いではなく悪すぎるというような状況。麻を取り巻く状況も同じような状況で、アパレルに関しては普通の先染ものは流れにくく、細番手やオーガニックなどの特殊なものなら話になりやすい。

ハーベスト展は一般向けではなく業者さん向けの展示会でバルクかつ卸の商談会、PTJも同じく一般のお客様向けではなく、インターネットの個人のお客様にはご案内を流せないのですみません。林与が出展している展示会の中では、テキスタイルマルシェが一般向けになります。

夕方6時に、初日が終わって打ち上げパーティ、近くの料理屋で鍋&飲み放題。私は最近はアルコールはビール系しか飲まない。その後、駅の近くのもう一軒レストランによって、やることが一杯で緊張をしていると眠さも忘れるけど、緊張が解けると眠気が襲ってくる。昨年のハーベスト展は、初日の夜に一度滋賀に戻り、納期のものがあって、翌日の朝、東京に戻って来たりした。今年は、昨年ほどは無茶ではない。昨年は、糸の問題で織れないとう状況が多すぎた。実際、今年も織るのに手こずっているのがラミーの糸。

問題なく織れれば簡単なのだが、切れて切れてという状態だと仕事の負荷が何十倍にも膨れ上がる。細番手のラミー系が不安定すぎるので、アパレルの仕事では、あまり手を出さないほうが無難だろう。糸が織れないという問題で会社が追い込まれたのが昨年、奇跡的に織れたからよかったけど奇跡がなければ3つ4つの仕事が本生産ができないということで大きな問題になっていた。それらは糸支給の話で染や糊付などされた糸、林与が糸の準備をすれば事前に問題も見えてくるだろうが、実際に織って使う人以外には問題は見えてこないもの。


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