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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

年末

2016年12月31日

年末も、洋型紙を手彫って版の作成。いろいろとやりたいことはあるけども考えながら順番にするしかない。途中、コンピュータで図案を作成しているのをレーザープリンタでプリントアウトしようとしたら、レーザープリンタの赤色が出すぎて問題発生。用紙つまりが用紙を取り除いても起きる原因不明で、レーザープリンタの紙の版走路を分解して確認。なんとか問題はなくなった。こんな作業に2時間、3時間かかるというのは、やはり、織機も同じだが、機能の豊富さよりも期待しているものが正しくできあがる堅牢さが一番大事である。

A3のプリンタも会社にあるが、それのインクを交換してもインクを認識しない問題。大きな版用の画像を作ったりするのには、やはり大判のプリンタがあると便利だと思う。一台、中古で大型プリンタも持ってはいるけども、買ったまま工場の2Fにおいてある。それにインクを放り込めば基本、テキスタイルプリンタになるのだが、今は手作業でものごとを進める。

手の世界をやってみて感じたのは、糸1本の大切さ。普段は残糸に思える糸すらも、それだけを使うのに何時間も時間を費やす。自分自身も含めて贅沢になりすぎているのを感じる。まだ使えるものを処分してしまう。人間なんて贅沢をしなければ、自分の動く範囲で十分に生きてゆけるのだろうと思う。昭和30年代に、林与の近江上布がピークを迎えていたが、それって、わずか60年ほど前の敗戦でものがない時代のものづくり。そんな中で、人の力の詰まった材料を使い、人の力を遣って、戦後の近江上布の復興を成し遂げた。

敗戦で、引き上げてきた親族の面倒をみるために仕事と住むところを用意して向かえる。一人のおじいさんは敗戦時に海外にいて百貨店の店長をしていたそうだがすべてを失って日本に帰ってきた。八王子の親父さんも敗戦時に高校生で、日本に引き上げてきて親戚の世話になり、大阪に丁稚奉公で、ストールの企画会社を立ち上げた。何もない人、何もないところから自分たちで自分たちの生活を成り立たせるために自分の手で生み出してゆく。

それこそが自分自身が他の人を搾取しない自分の力で生きてさらに社会を育む方法。たとえば、公共的な側面から放射能だけでなく、電線を張り巡らせる権利をえているのに電力会社が原子力発電嫌なら他でどうぞみたいなテロリストのごとく、独占の利をえながら一般の生活も考えずに脅迫。勝手に私有地の上空に電線を張り巡らせたのさえも本来は違法行為から始まっているが、人々はそれすらも許容しているのに、自分たちの権利だけ主張するようになっては電力会社というのは一方的な搾取で成り立つのかと思う。寛容に受け入れてられているだけだと感覚がなくなれれば、電力会社も単なる放射能テロリスト。世界中で電気くらい生きてゆく主眼として当たり前な今なのに、一般の利用者をあなたが原子力に反対なら、電気止めますよみたいに脅してどうするのだ。

まずは、電力会社の経営努力が必要でテロや搾取でなりたくなら別のものにまかせるべき、面白いのが原子力に反対するならあなたの電力止めますよみたいな電話窓口の社員かどうかもわからない人が、それがお金をもらうだけの仕事としてノルマをこなしている。自分自身が、放射能漏れで全国民や極端な話全世界に地球緩急協破壊して迷惑をかけているとかすらも考えず、人の命すらも考えずに金儲けに無責任に邁進するのはいかがなものか。政治献金にしても、政治献金の裏側は巨悪、命を犠牲にして、命を犠牲にさせて金儲けありがちだが、途上国で批判されるレベルが日本の政治家や行政、一流とされる上場企業が法律をつくって、無責任に搾取しているような話。

林与別に、電力止められてもいいよ。仕事できなくても、それで、原発テロなくなるなら、人が死なないなら、人の健康が守られるなら。ほんと、自分自身が働いて他の人の面倒もみているというのは、損得の世界じゃないんだよ。びっくりするのが行政の人が自分が生きているだけでお金がもらえるみたいな感覚。世界を救えないよ。日本の国の中に、それを肩代わりして何十倍死にそうになる人が増えるだけ。それが見えないのが日本の極悪な行政の問題だろう、まともな人ほと殺すような法律って何なんだろうね。途上国以下のブラックな日本の行政なんとかしないとと私はそんな無責任な相手がいたら首相であろうが大臣であろうが国会議員であろうがいつでも相手に何が正しいか話はするよ。仕事でも同じ、管理職がモラル的に正しい分かって頭下げているのに、下はその意味も分からず偉そうとか。


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